リースバックで利益を出す!買主目線の特徴を解説

リースバック 利益

みなさんは、リースバックをうまく利用すれば、安定した収入を得られ、利益を生み出せるということをご存じですか?

近年になって注目を浴びるようになってきたリースバックというサービスですが、主に不動産業界や自動車を購入する際に使われる単語です。

今回ご紹介するリースバックとは、不動産業界でよく聞かれるリースバックのことで、物件を売却するも、その後も賃料を支払ってその物件に住み続けるというものです。

そのほかにも売り手側のメリットが多数存在するリースバックですが、実は買い手側にもたくさんのメリットがあります。

インターネット上では、リースバックの記事がたくさん掲載されていますが、そのほとんどがマイホームを売りたい人、余っている土地を所有している人側の目線で書かれているもので、物件を購入する側、不動産会社側の目線で書かれている記事はあまり見ることができません。

そこで今回は、リースバック契約を上手く利用して利益を生み出したいと考えている方、物件の買い手側の目線に立って、リースバック契約のメリットやデメリット、リースバック契約で利益を生み出す方法などを詳しくご紹介していきます。

これからリースバックにて物件を購入したいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

そもそもリースバックって何?

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リースバック契約の買い手側の目線でのメリットやデメリット、利益を生み出す方法をご紹介する前に、まずはリースバックとはそもそも何なのかについてご紹介していきます。

リースバックとは一言で表すと『不動産売買と賃貸の契約が合わさったもの』です。

売り手側としては、物件を売却してお金を得られ、なおかつその後も家賃を払い続けることでその物件に住み続けることができるというものです。

買い手側としては、物件を購入して新たなオーナーとなるも、元々の所有者を新たな借主として迎え入れ、賃貸契約を結んで毎月家賃収入を得られるということになります。

売り手側にも買い手側にもたくさんのメリットがある、斬新で画期的なサービスとなり、最近ではテレビCMや雑誌などのメディアでもたびたび取り上げられています。

買い手側目線のリースバックの流れ

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リースバックがそもそも何なのかについて理解できたところで、次にご紹介するのは実際のリースバック契約の流れについてです。

リースバック契約を結ぶ際は、具体的にどのような手順で取引が進んでいくのでしょうか。

今回は、物件の買い手である不動産会社や投資家の方目線で、6つのステップに分けて詳しくご紹介していきます。

不動産物件の購入、リースバック契約を検討しているという方は、ぜひチェックしてみてください。

  1. まずはリースバック契約を結ぶ物件を探します。営業や申し込みなどから探すことが可能です。
  2. 売主との面談を行い、売主側の希望や簡単なヒアリングを行います。
  3. 実際に購入予定の物件を査定します。査定金額や条件を提示し、売り手側と買い手側の双方が納得したら、リースバック契約を締結します。
  4. 契約を結ぶと、買い手は物件の新しいオーナーとなり、売り手は物件の所有者ではなくなります。
  5. 売買契約を結んだら、次に賃貸契約を結びます。厳密にはSTEP3の契約の際に行うケースもありますが、家賃などの賃貸契約の詳細を詰め、契約の締結を行います。
  6. 借主は毎月家賃を新たなオーナーに支払うことで、売却した家にその後も住み続けることが可能で、新たなオーナーは毎月家賃収入を得ることができます。

リースバックで利益を出すには?

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次にご紹介するのは、リースバック契約にて利益を出すにはどのようなことをしたら良いかについてご紹介していきます。

『リースバック契約で利益を出す』には大きく分けて2つ方法があります。

まずひとつめは物件の買い手側として物件を購入し家賃収入を得る方法、そしてふたつめは土地を所有している物件の売り手がリースバック契約を利用して店舗経営をするという方法です。

前者の家賃収入を得るという方法が大多数を占めていますが、店舗経営をして土地活用をしながら利益を出すという方もいらっしゃいます。

今回は、どちらの方法についても詳しく解説をしていきますので、気になっている方はぜひチェックしてみてください。

リースバックと家賃収入

まずは王道の『リースバック契約と家賃収入』についてご紹介していきます。

リースバック契約をうまく利用すれば、家賃収入によって利益を出していくことが可能です。

リースバック契約によるマンション・アパート経営が、通常の不動産物件を購入してのマンション・アパート経営と決定的に違う点は、借主が既に決まっているという点です。

通常のマンション・アパート経営ですと不動産を購入してから入居者を募集するという形になりますが、リースバック契約の場合は既に入居者がいて、その後も家に住み続けたいという方が取引の相手になります。そのため、入居者を探す手間が省けるので、空室になるというリスクがありません。

また、リースバック物件は市場価値よりも利回りをメインに物件の価格や家賃を決めるため、通常よりも高い利回りが期待できるのも嬉しいポイントとなります。

リース契約が終了した後は、再契約をするのも良し、元々の所有者に買い戻しをするのも良し、他の入居者を募集したり、売却したりすることも可能なため、リースバック契約が終了した後も収入を確保することができます。

以上のことから、リースバック契約は通常のマンション・アパート経営に比べてリスクも少なく、確実に利益を生み出すことが可能となります。

マンションやアパートのみならず、家賃収入によって利益を出していきたいと考えている方にはとてもおすすめの方法となります。

リースバックと店舗経営

次にご紹介するのは『リースバックと店舗経営』です。

こちらに関しては、不動産会社や投資家のような『買い手側』ではなく、土地を所有している『売り手側』にとっての方法になり、少数派ではありますが近年では利用する方が増えてきています。

今回の記事は、買い手側の目線に立っての記事になるのですが、売り手側による利益を生み出す方法としてご紹介していきます。

「土地を相続されたけど使い道がない」「長年使っていない空き地を所有している」などといったお悩みを抱えている方には、リースバック契約による店舗経営がとてもおすすめです。

土地の所有者として店舗経営をしていくには、リースバック契約の他に事業定期借地契約というものがあります。

では、なぜリースバック契約がおすすめなのかというと、リースバック契約を結んだ場合、建設協力金というまとまったお金を借主から受け取ることができ、そのお金を元手に建物を建設することが可能で、自分でお金を用意する必要がないからです。

上記のお悩みのように、土地を相続されたばかりでどうしたらいいかわからないといった方達は、店舗経営をするにしても元手となるお金を持ち合わせていないという方がおおくいらっしゃいます。

そのような状況で事業定期借地契約を結んでも、初期投資があまりできずに思うような経営ができないといったケースが多くみられます。

リースバック契約を結べば、初期投資をかけずに余裕を持って店舗経営が可能となります。

また、事業定期借地契約に比べて利回りも見込めるため、高い利益を求めているという方にはおすすめです。

買い手側目線のリースバックのメリット

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次にご紹介していくのは、買い手側目線に立ってのリースバック契約のメリットについてです。

物件を購入する側の不動産会社や個人の投資家にとって、リースバック契約にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

物件の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

利回りが高い

まず第一に、リースバック契約は利回りが高いというメリットが挙げられます。

通常の不動産物件を購入するよりも安く手に入り、家賃収入に関しても周辺の市場価値の相場よりも高い家賃を設定しやすいため、高い利益を生み出せる可能性が非常に高いです。

まずはじめに物件を購入する必要がありますが、効率的に初期投資額を回収できるためおすすめです。

リスクが少ない

リースバック契約によるマンション・アパート経営や店舗経営は、さまざまなリスクが少ないという点が挙げられます。

上記でもご紹介したとおり、マンションやアパート、戸建をリースバック契約にて経営するとなった場合、空室になるリスクが0%なため、初月から確実に家賃収入を得ることができます。

店舗経営に関しても、初期投資に必要なお金を銀行などから借りてくる必要がないため、安心して経営を始めることが可能です。

買い手側目線のリースバックのデメリット

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最後にご紹介するのは、買い手側に立ってのリースバック契約のデメリットです。

どんなに良いサービスであっても、わずかなデメリットはつきものです。

しかし、事前にデメリットを知っておき、対策しておくことで問題なく快適なリースバック契約を結ぶことも十分に可能となります。

リースバック契約を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

契約期間中は身動きが取れない

リースバック契約を結ぶことによるデメリットとして、契約期間中は身動きが取れないという点が挙げられます。

基本的に契約期間中に入居者が退去するということはないため、家賃設定を上げたい時、入居者を退去させたい時などでも変更ができません。

後戻りができないため、物件選び、面談、査定などの最初に行う工程をしっかりと入念に行うことをおすすめします。

買い戻しの可能性がある

リースバック契約を結ぶことによるデメリットとして、買い戻しをされてしまう可能性があるという点が挙げられます。

リースバック契約が終了すると、再契約、買い戻し、契約終了と3つの方法がありますが、借主が買い戻しを選択すると、その物件を手放さなくてはなりません。

その後の収入源として計算していたという方は大変なことになってしまうため、買い戻しをされてしまうかもしれないということを常に頭に入れておきましょう。

まとめ

リースバック契約のメリットやデメリット、リースバック契約で利益を生み出す方法などを詳しくご紹介しましたが、参考になりましたか?

今回ご紹介したマンション・アパート経営や店舗経営による家賃収入は、高い利回りが見込めるだけではなく、リスクもあまりかからないため、多くの方がチャレンジできる投資先となります。

ある程度の初期投資ができる方、余っている土地を所有している方などは、ぜひリースバック契約を有効活用してみてください。

リースバック契約の利用を検討しているという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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