リースバックは車両にも活用可能!車両リースならではのメリットを紹介
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皆さんは「リースバック」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?近頃、注目を集めてきているリースバックですが、どのようなものか具体的には知らないという方もいるのではないでしょうか?
既に耳にしたことがあるという方でも多くは、「不動産のリースバック」というパターンなのではないかと思います。
この記事ではリースバックに詳しくない方に向けたリースバックのご紹介はもちろん、「リースバックって不動産で用いる言葉なんでしょ?」とお考えの方には不動産への活用だけでなく自動車にも利用可能であることをご紹介していきたいと思います。
自動車リースバックのご紹介では具体的な手続き方法に関しても触れているのでぜひご一読ください。
リースバックとは?
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リースバックとは、売買契約と賃貸借契約を合わせた売却方法のことです。
売買契約によってお持ちの不動産や自動車などを売却しつつも、新たな買主との間で不動産や自動車の賃貸借契約を行うことによって、所有権は手放すことになるもののこれまでと同じように利用することができる仕組みとなっています。
このような仕組みがあることによってまとまった資金を手にしたい方や、ご自身の住宅での生活や自動車の利用を続けたいものの、購入の際に利用した住宅ローンや自動車ローンを一括で返済してしまいたいという方には魅力の多い売却手法になっているかと思います。
この記事にたどり着いて下さった方の多くは、リースバックを調べる中で、リースバックの他に「不動産」に関係する多くのキーワードを目にしたのではないかと思います。
不動産とも関連の深いリースバックですが、この後は特に、自動車にリースバックを利用する際の手続き方法や、自動車リースバックならではのメリット・デメリットに関してご紹介していこうと思います。
不動産リースバックだけではない!車両にも活用可能!
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リースバックは不動産だけではなく自動車にも利用できるということは分かって頂けたかと思いますが、ここでは具体的にどのような仕組みなのか、自動車リースバックの手続き方法に関して見ていこうと思います。
自動車リースバックを検討するタイミングとは?
改めての確認になりますが、リースバックは売買契約と賃貸借契約を合体させた売却方法を表しています。では実際にリースバック、特に自動車リースバックを検討するタイミングがどのような場合なのかを具体的な事例から考えてみたいと思います。
例えば、自動車を所有しているAさんが、自動車を購入する際に利用したローンを一括で返済して債務整理をしたいという場合です。さらに、Aさんにとって一括で返済するための資金源は自動車であるものの、今使っている車には愛着がありこれからも利用できればと考えているような場合です。
このように、まとまった資金を手にしたい方や、これからも同じ自動車でのカーライフを送りたい方にとっては特に有効で、このようなときにこそ自動車リースバックを検討すべきタイミングといえるでしょう。
Aさんは上記を実現させるために、自動車リースバックを行っている専門業者(主にレンタカー業者などが該当するかと思います)に相談に行き、自動車リースバック利用のための手続きを結ぶこととなりました。
手続きに関しては後述していきますが、Aさんは無事に自動車リースバックを利用することができ、Aさんは自動車の売却代金を受け取ると同時に、今後も同じ車を使い続けられることとなりました。
次に自動車リースバックを進めていく際の手順をご説明していきます。
自動車リースバックの手続きの順序
自動車リースバックの手続きの手順は以下の通りです。
- リースバックの申込
- 買取価格の提示
- リース料の見積もり
- リースバック契約の実施
- リース車両名義変更
- 車両売却代金受け取り
- リース料支払い・メンテナンス実施
それぞれに関して詳しく見ていきましょう。
リースバックの申込
お持ちの自動車をリースバックに出そうという際には専門業者への申込が必要となります。
申込の際に必要となる書類には、本人の身分確認証(さまざまな手続きの場面を踏まえて、運転免許証がいいかと思います)、自動車の情報を確認できる書類(車検証など)、専門業者側にて用意されるリースバック申込のための書類などが該当します。
買取価格の提示
申込をした次には、専門業者から売却しようとしている自動車をいくらで買い取れるかの提示があります。満足のいく提示額であれば、その専門業者のもとでリースバックの更なる手続きを進めていけばいいと思います。
自動車リースバックを行っている専門業者は複数あると思いますので、提示額に満足がいかない場合なども含めて複数の専門業者のもとを訪ねてみることをおすすめします。
リース料の提示
自動車の売却価格の提示と同じタイミングで行われることになると思いますが、今後のリース料がいくらぐらいであるのかも重要なポイントとなります。
料金がいくらになるかというのもポイントですが、リース業者ごとにさまざまなリース形式を用意してあるかと思います。ご自身の今後のカーライフを想定した際に適切なものをご検討頂ければと思います。
リースバック契約の実施
リースバック契約の際には売買契約とリース契約を結ぶこととなりますので、また新たな書類も必要となります。以下が必要書類となりますのでご確認下さい。
免許証
免許証は普段から身に付けていることが多いかとは思いますが、有効期限が切れていないかどうかを確認しておきましょう。
住民票の写し
住民票の写しは、取得から3ヵ月以内のものを提出するのが一般的かと思います。取得期限の指定はリース会社ごとに異なるかと思いますので、予め確認をするようにしましょう。
住民票の写しはご自身がお住まいの市役所、町役場等にて発行してもらえます。
契約書
契約書はリース会社から送られてくるリース契約のための書類となります。これまでの段階でリース会社との内容に関する合意は取られているかと思いますが、契約書にはきちんと目を通した後に、署名・捺印をするようにしましょう。
車庫証明
車庫証明は車の保管場所があることを証明するための書類です。これまで所有していた車両があるため、保管場所は確保されているかと思いますが、リース車として車庫証明に記された保管場所に保管されることが登録するために必要です。
車庫証明は警察署にて発行してもらえます。
リース車両名義変更
車検証は運輸支局(軽自動車の場合は軽自動車検査協会となります)にて発行されているため、車両の名義変更は運輸支局または軽自動車検査協会に届出をすることで行われます。
リース車両の名義変更で必要となる書類は以下の通りです。
車検証
車検証は多くの方が車のダッシュボードやトランクに保管されているかと思うので紛失の心配は小さいですが、車検証の有効期間を確認し有効であるかどうかは確認するようにしましょう。
申請書
名義変更のための申請書は運輸支局の窓口やウェブサイトにてダウンロードが可能です。
手数料納付書
手数料納付書は運輸支局の窓口にて入手可能です。納付書に貼り付ける印紙は構内の売店などにて購入できます。
譲渡証明書
譲渡証明書も運輸支局の窓口やホームページからダウンロード可能です。こちらの書類には旧所有者の実印での押印が必要ですので、押印を済ませておきましょう。
新旧所有者の印鑑証明書・実印
印鑑証明書はご自身がお住まいの市町村役場などで発行可能です。
ナンバープレート
リース車両へとする際に管轄が変更となるといった場合もあるかと思います。そのような際にはナンバープレートの提出も必要となります。
車両売却代金受け取り
ここまでの手続きが済んだら車両売却代金の受取となります。
リース料支払い・メンテナンス実施
車両の売却代金の受取も済んだ後はリース車両としての利用をしていくこととなりますので、今後はリースバックを行った業者へのリース料の支払いやメンテナンスの実施となります。
自動車リースバックのメリット
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ここでは自動車リースバックを利用する際に得られるメリットに関して見ていきましょう。自動車リースバックのメリットは以下の通りです。
- リースへの切り替え手続き中も車両を利用可能である
- 車両を所有することで発生する費用がリース料として一本化できる
- 売却代金が一括で手元に入る
それぞれに関して見ていきましょう。
リース切り替え手続き中も車両を利用可能
所有している車両をリース車へと切り替える手続きを上記で説明しましたが、このような切り替え手続きは書類を通して行われているため、切り替え手続きを進めている最中でも車両を利用可能です。
車両に関する費用をリース料として一本化できる
車両を所有することで生じる費用には、保険料であったり、車検料であったりさまざまあります。このような費用をリース料として一本化できるのは、家計の支出入を検討する際には大きなメリットかと思います。
売却代金を一括で手元に入れられる
リースバックとしてのメリットであるとも言えますが、車両を売却する際の売却代金は一括で手元に入れることができます。
まとまった資金を手にしたい際には不動産でのリースバックはもちろんですが、資金の大きさやご自身の資産状況によっては自動車リースバックを検討されてみてもいいのではないかと思います。
まとめ
ここまでリースバックの概要、自動車リースバックの手続き、手続きに必要となる書類関係についてご紹介してきましたがご理解いただけたでしょうか?
不動産の売却方法のひとつとして注目を集めているリースバックですが、リースバックの検討は自動車を含めた資産には有効に利用できます。
高齢化社会の進展や、社会全体でのシェアの考えの普及など、社会の変容に伴い所有物との付き合い方も変わってきているかと思います。この記事を参考に住宅や自動車といったご自身の資産との将来的な付き合い方をご検討頂ければと思います。